2020年05月01日

新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休校中のメッセージ

  • 5月1日掲載
    生徒諸君ならびに保護者の皆様へ

     本日から5月となりました。史上例のない長期の休校措置の中、みなさん、元気でお過ごしでしょうか。

     教職員一同、5月7日の学校再開を目指して準備をしてきましたが、まだ感染がおさまっていないことや学校内で感染が起きたと考えられる事例が生じていることを受け、千葉大学の学長、理事、教育学部長などと相談し、休校措置を5月31日まで延長することとさせていただきました。登校日を設けることも控え、副教材等は先生方が手作業で送付作業を行ってくれました。まもなくみなさんのもとに届くことと思います。

     本校では3月の休校開始以降、校内向けホームページを活用して、学習支援や連絡を行ってきました。先生方が知恵を出し合い、「平日は毎日9時にホームページを見る」というシンプルな方法で取り組みを進めています。こうした取り組みは他の学校でも参考にできるものであり、これまでいくつかの新聞等で紹介され、ある自治体の教育長さんから私のところに、自分たちの地域でも紹介し参考にさせてほしいというご連絡をいただくようになっています。

     先日、保護者の皆様にはホームページを活用した学習支援について、アンケートをとらせていただきました。短時間のうちにほとんどの保護者の方が回答してくださいました。ご協力に感謝申し上げます。それぞれのご家庭で工夫して学習等を進めていただいていること、それでもご不便やご心配が多くあることを確認することができました。また、各ご家庭でのネット環境についても、具体的に把握することができました。保護者の皆様にはこのような状況の中、ご理解ご協力を賜り、感謝申し上げます。

     当然ですが、中学校においては生徒諸君が毎日学校に通って学べる状態がベストであり、遠隔では難しいことがたくさんあります。どう考えても、現在の状態はベストではありません。それでも、先生方がいろいろと工夫をして、ホームページを通した学習支援等に精力的に取り組んでいます。また、生徒のみなさんからも、生徒会活動等についてアイデアが出され、ホームページを通して呼びかけが進められています。このように、ベストではなくても今できることを行うということが今は大切なことだと考えています。

     休校期間が延長になったので、生徒諸君にはぜひ、5月末までの1ヶ月をどのように過ごすのかをあらためて考えてほしいと思います。比較的に自由に時間がつかえるこの1ヶ月で、じっくり時間をかけて何かを探究したり、技能を習得したりといったことを考えてみませんか。新型コロナウイルスに関連した探究を行うこともよいと思います。中学生の時期にじっくり取り組んだことは、きっと一生の宝になります。どうか、時間を大切に過ごしてください。

     このところようやく新規感染者数が減少傾向を見せています。まだまだ油断はできませんが、明るい兆しが見え始めていることはたしかです。このまま感染拡大がおさまり、1ヶ月後にみなさんの元気な姿を見せてもらえることを期待しています。それまでぜひ力を蓄えていてください。

学校長 藤川大祐


  • 4月6日掲載
    新入生並びに保護者の皆様、在校生並びに保護者の皆様へ

     新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。みなさんのご入学を心より歓迎いたします。在校生や来賓の方々とともに、みなさんの入学を入学式にてお祝いすることを楽しみにしていました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、入学式の実施を見送り、5月7日の学校再開を目指して休校措置をとることといたしました。みなさんをきちんとした形で迎えられなかったことを、大変申し訳なく思っております。

     新入生の保護者の皆様、このたびはお子様の中学校ご入学、まことにおめでとうございます。学校が休校となり大変な状況ではありますが、お子様にとってこれからの3年間が充実した貴重な時間となるよう、私どもではできるだけのことをさせていただきたいと考えております。これからいろいろとお世話になりますが、よろしくお願いいたします。

     在校生のみなさん、進級おめでとうございます。4月からはなんとか学校を再開してみなさんが毎日元気に学校生活を送れるようにと考えていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大がおさまらず、このように再び休校措置をとらざるをえなくなったことについて、申し訳なく思っています。

     在校生の保護者の皆様、休校期間中多大なるご協力をいただき、また学校再開に向けてご期待をいただいていた中で、休校措置を延長することになり、申し訳ございません。

     教職員一同、みなさんとともに新しい年度を迎えられるよう、感染拡大防止に最大限の配慮をしながら学校生活を進める方法について工夫を進めてまいりました。しかしながら、みなさんの安全を守るとともに地域での感染拡大を防ぐという観点から、今はまだ学校再開を行うことはできないと判断いたしました。生徒諸君の残念な思いを考えると胸が痛みますし、保護者の皆様にさらにご心配やご負担をおかけすることを申し訳なく思っております。

     今は、感染拡大を防止することを最優先しなければなりません。その上で、生徒のみなさんが学校に来られない中で何ができるのかを、みなさんと一緒に工夫して考えていきたいと思います。学校としてもホームページを通じてできることを進めていきますし、みなさん一人一人が、感染拡大を防ぎながら取り組めることに積極的に取り組んでもらえることを期待しています。

     全校生徒が毎日学校に通えるような日々を取り戻せることを願いながら、できることを進めていきましょう。みなさんの元気な顔が見られる日を、楽しみにしています。

     保護者の皆様におかれましては引き続きご心配やご負担をおかけするかと存じますが、どうかご理解とご協力をお願いいたします。

    学校長 藤川大祐

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2018年04月06日

学校長からのごあいさつ


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千葉大学教育学部附属中学校長 藤川 大祐

 

 千葉大学教育学部附属中学校は、千葉大学教育学部に付設された中学校です。本校は、昭和22年に設置された千葉師範学校男子部附属中学校・女子部附属中学校を起源とし、昭和40年に当時までの千葉大学教育学部附属第一中学校・第二中学校が統合され、現在の千葉大学教育学部附属中学校として発足しました。師範学校附属時代から70年以上、現在の附属中学校となってからも50年以上の歴史をもつ伝統ある学校です。

 本校では統合以来、「自己理解・自己決定・自己実現」という学校目標を掲げ、生徒や教員の自主・自立を重んじ、運動会や文化祭、三年生を送る会などの学校行事、生徒会活動、校外学習などに力を入れ、これらが生徒自身の手によって運営されていくことを目指しています。卒業生たちは、本校での学習を糧として社会のさまざまな場所で活躍しています。

 教科指導においては、「実生活と社会の中で現実に活きてはたらく力」の育成に力を注いでいます。それは、「学んだことを生活の中の課題に活かし、積極的に社会に参画していくための力」であり、「仲間や他者に学び、協働して創造や探究をする力」、「生涯にわたり知的な探求を継続するための基礎となる力」です。実践的な活動の中で思考力や表現力を養う「総合的な学習の時間」や、得意教科をさらに探究する「選択教科」に力点を置き、協働的な学習を通して、一人一人の生徒の自由で柔軟な発想、挑戦的な新しい試みを推進しています。

 本校では、千葉大学教育学部との数多くの連携研究や、タブレット端末を活用したICT教育、実社会の問題について生徒が考え、議論する道徳教育等の特色ある研究を進めており、研究の成果は毎年開催される公開研究会や授業研究会を通して、地域・全国に向けて発信されています。

 本校はこのように、新しい時代に求められる学力と、生徒一人ひとりが持っている無限の可能性をはぐくむ教育の実現をめざすとともに、教員相互の創意と信頼と協働の上に立ち、地域の教育に貢献する研究推進学校、教員養成教育の推進学校、教員の研修と資質向上を推進する学校であることをその使命として、日々邁進しています。