2015年05月04日

学校長からのごあいさつ

maruyama.jpg千葉大学教育学部附属中学校長 丸山研一

 千葉大学教育学部附属中学校は、教員養成を目的とする千葉大学教育学部に付設された中学校です。1965年に、当時の附属第一中学校と附属第二中学校とが統合し、現在の千葉市稲毛区弥生町の地にあらたに附属中学校として発足しました。本年4月18日には、一千名以上の出席者を得て、統合50周年記念式典が開催されたところです。

 本校では統合以来、「自己理解・自己決定・自己実現」という学校教育目標を掲げ、生徒や教員の自主・自立を重んじ、運動会や文化祭、三年生を送る会などのさまざまな学校行事や生徒会活動、校外学習などに力を入れ、それらが、生徒自身の手によって運営されていくことをめざしています。

 教科指導においては、「実生活と社会の中で現実に活きてはたらく力」の育成に力を注いでいます。それは、「学んだことを生活の中の課題に活かし、積極的に社会に参画していくための力」であり、「仲間や他者に学び、協働して創造や探究をする力」、「生涯にわたり知的な探求を継続するための基礎となる力」です。また、教科を横断した思考力や表現力を養う「総合的な学習の時間」や、得意教科をさらに探究する「選択教科」に力点を置き、教員の授業や教科指導についても、ひとりひとりの個性と自由で柔軟な発想、挑戦的な新しい試みを尊重しています。昨年度からはICT教育の一環として、生徒一人がタブレット端末一台を使用する実践的な研究を行っています。これらの成果は、毎年開催される公開研究会や、授業研究会を通して地域・全国に向けて発信されています。

本校はこのように、新しい時代に求められる学力と、生徒一人ひとりが持っている無限の可能性をはぐくむ教育の実現をめざすとともに、教員相互の創意と信頼と協働の上に立ち、千葉大学との連携を基盤として、地域の教育に貢献する研究推進学校、教員養成教育の推進学校、教員の研修と資質向上を推進する学校であることをその使命として、日々邁進しています。