本校の帰国生(帰国生入試枠で入学した生徒)教育は1979年に受け入れを開始して以来、今年で44年目になります。本校の帰国生教育は、時代の変化に伴い、「適応教育」主体から「個に応じる教育」へと変化してきたことに特色があります。帰国生が海外生活の中で育んできた能力を日本の中学校生活で、いかに発揮させ、支援していくのか「帰国生補充学習・発展学習」の年間指導や実践事例や「文化祭での帰国生発表」の取り組みについて紹介いたします。
月 | 主な活動 |
4月 | 新入生体験入学会 第一回保護者会 |
5月 | 二者面談 |
6月 | 補充・発展学習開始(以後12月まで) |
7月 | 第二回保護者会 文化祭打ち合わせ会 |
10月 | 文化祭参加 |
3月 | 進路学習会 二者面談 |
文化的・学芸的知識を深め心の豊かさを養うという文化祭自体の目的を達成しつつ、帰国生の特性を活かし、自分たちが経験してきた海外の様々な国の文化や生活様式などを紹介することで各国の素晴らしさを知ってもらうことを目的として毎年文化祭で帰国生発表を行っています。
大陸ごとに帰国生が実際に訪れた場所を写真と共に紹介するコーナー
帰国生が住んでいた国の文化や食べ物、観光名等について作成したレポートを展示するコーナー
ロシアとオランダに関するクイズを行いました。オランダではサンタクロースではなくシンタクロースが存在するということでした。
現地に住んでいたからこそ分かる、日本人にとっては驚きのある内容をクイズにしました。
インドのスーパーマーケットの駐車場に牛が寝ているのは日常だそうです。
アメリカやニュージーランドなどの国の意外なところについてクイズにしました。
クロームブックを用いた参加型クイズを行いました。
様々あるスポーツのうち主にセパタクローとモルックというスポーツを紹介しました。
帰国生が作成した「展示その2」のレポートからクイズを出題し、参加者の国際力を測りました。